ブルーイング液の紹介と購入方法



この記事は、

  1. そもそもブルーイングとは?どんないいことがあるの?
  2. ブルーイングの工程を知りたい
  3. どこで入手できる?
  4. まとめ

などといった情報をバーチウッド社のサイトから紹介させていただきます。

こんにちは。
DTWORKSバーチウッド正規代理販売店の秋葉です。

モデルガンやゴルフクラブ、金属性の部品をブルーイングする際や防さび加工するために使われるバーチウッド社のガンブルーですが、今回はそのブルーイングについてバーチウッド本社ホームページを参考に紹介していきます。

そもそもブルーイングとは

1卑金属(ひきんぞく)の表面を化学反応によってわざと酸化させる(さびを生じさせる)ことによって酸化被膜を生じさせ、金属部品に美しさを加えつつ、耐久性を向上させるために利用されます。一般的な用途としては、銃器の外観の美化やさびを防ぐための保護処理があります。

塗装と違う点として、化学反応によって表面にさびを発生させる加工のため、部品がコーティングされて寸法が変わったりすることはありません。

  1. 貴金属以外の水分・炭酸ガスなどによりたやすくおかされる金属で、鉄・アルミニウム・亜鉛などのことを指します。金属の中ですぐにさびやすく脆いものです。 ↩︎

ブルーイングの工程

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ここではブルーイング液を販売しているアメリカのバーチウッド社のホームページを参考にブルーイングの工程を紹介していきます。

必要なもの

  • ブルーイング液(金属の種類に合ったガンブルー液を選択する)
  • やすりやスポンジ(ブルーイング前に表面の汚れやさびを落とす)
  • 薬品用ゴム手袋(手の保護と手の油分が表面に残るのを防ぐため)
  • 丈夫なペーパータオル
  • 工業用綿棒(実際にブルーイング液を塗布する際に使用)
  • ブルーイング液を入れる紙コップなどの容器
  • 中性洗剤(表面に付着した油や汚れをブルーイング前に落とす)

 1.塗装や表面のさびを落とす

仕上がりに影響が出てしまうので、ブルーイング前に金属の表面をきれいにする。
(表面にさびや塗装、油が残っていると、ガンブルー液が反応しにくくなってしまう)

ブルーイングしたい金属パーツに合ったやすりやペーパーで表面のさびや塗装を落としていく。(手袋をつけて行う)

ブルーイング液を紙コップなどの別容器に移し、(ブルーイングで発生する黒さびなどが本製品の容器に混入するのを防ぐため)

工業用綿棒(先の大きい綿棒)などを使用して表面全体に塗布していく。

 2.ブルーイング液を重ねて塗布していく

綿棒などを使い、ブルーイングを2,3回に分けてほどこす。

ブルーイング液を全体に塗布します。

ブルーイング液を金属の上に 30 ~ 60 秒間放置します。それ以上は放置しません。その後、すぐに冷水で徹底的に洗い流して化学反応を中和し、乾拭きします。

最終的な外観は、透明なコート仕上げ、ワックス、またはオイルを塗布することで向上させることができます。

 3.ブルーイング後一晩置き、乾燥させる

ブルーイングを長く保つために、時々バリケード防さび剤などを塗布する。

どこで購入できる?

ブルーイング液といえばバーチウッドという商品ですが、一時期日本国内での入手が困難になり輸入禁止になってしまったとのうわさが流れていたようです。

当社では法的に十分な手続きを行い、他者への販売に際して必要である毒物劇物取扱責任者の資格も有しておりますのでご安心してご購入ください。
アメリカのバーチウッド社より、金属部分に使われてきたブルーイング液を日本の正規代理店として取り扱っております。

まとめ

今回はブルーイングの工程についてバーチウッド本社のホームページを参考に紹介させていただきました。

お客様のご使用目的に合ったブルーイング液の選択、安全面への考慮が必要になる商品ですので少しでもご参考になれば幸いです。

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